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2009年11月 3日 (火)

デスクトップピクチャー

急に寒くなった先週あたりから体調を崩してしまい、しばらく休んでいましたが、ようやくこの数日で完全にもとに戻りました。ここのところ、本当に良い天気が続いていて心地いいですね^^。

今朝、久しぶりですが、デスクトップピクチャーを創りました。

20090825002_2

中央はヒマラヤ水晶、下にはムーンストーン(アデュラリアン)の原石、その上にエメラルド、時計まわりに、レインボームーン、フェナカイト、タンザニアムーン、水晶原石、水晶ピラミッド、水晶原石、ゴールデンラブラドライト、フローライト原石です。

原石って、純粋な輝きがそのままですごく綺麗ですよね。アデュラリアンの上に陽気で無邪気なエメラルドが乗っかっているのが気に入ってます。うふふ。

どうぞダウンロードしてPCにお使いくださいませ。

さて、最近、心理学と精神分析を再び勉強しています。10年以上前に、秋山さと子氏の著作に感銘を受けて、目白の「東京ユング研究会」でユングと夢分析を勉強していたことがあります。秋山先生はすでにその数年前に他界されていましたが、オフィスには、先生の無意識のシンボルであるカマキリの写真が飾ってあり、夢と箱庭のプレイルームは象徴的なものがたくさん置かれていました。

当時、わたしは夢や無意識という未知の世界の膨大なエネルギーに初めて触れて、圧倒されながらも、強く魅了されていきました。

そのとき、どうしてそのままユング派の療法家を目指さなかったのかというと、夢と無意識のリサーチをやるなんて、生涯かけてもとても時間が足りないと感じたことを思い出します。時々、夢を離れ、箱庭で子供のケースを勉強したりもしましたが、なにか、心の世界というのは、やればやるほど圧倒されてしまうものだとも思いました。学問として極めてゆけるものなのだろうかという疑問もわきました。

いま思えば、かじった程度でそんな風に判断してしまった自分は青臭かったなぁと思います。

人の心は杓子定規で分析などできるものではない、とはよく言われることですし、そういう面もあると思います。

わたしはそこで、分析家になるのではなく、癒しの担い手になりたいと願って、ヒーリングの方へ転向しました。

でも、いま、こうしてヒーリングをするようになって、いまさらのようにユングに深く共感するのです。個人の奥のその奥には、人間が共有する意識の領域がある、とユングは言いました。わたしがヒーリングを通じて学んできたのは、人の苦しみや痛み、あるいは強烈な感情というものは、極まれば普遍化するということです。

昨年、あるシンポジウムで自死遺族(ご家族を自殺によって亡くされたご遺族)の青年のお話を聞く機会がありました。一言一言、かみしめるように語るその様子を見ているだけで、わたしは身体中がビリビリ痛くなってしまったほどでした。彼の抱えている思いは言葉では語られない部分が多かったのですが、まったく対照的に、彼という存在全体が、語ることのできない思いを伝えていました。短いスピーチでしたが、スピーチを終えると、し~んとした会場に割れんばかりの拍手が起こったのです。

内側で悩みぬいて、答えの出ない問いかけをし続けた末に、答えの出ないままに前に進んでゆこうとしているその人は、なにか、全存在をかけて生きているような、そんな感じに見えたのです。そんな姿は万人の心を打ち、いつのまにか、彼個人が抱えていた悩みは、そこにいた全員がかかわる「課題」のようなものとして、深く響いていたのです。

そんな風に、一人の思いも突き詰めてゆくと普遍化してゆきます。

そして、自分の世界から出て、他の人と自分の持っているもの、持っていないもの、思いや何かを共有すること自体が、宇宙を創造しているのかもしれませんよね。人は本当にひとりでは生きてゆけない。それは、実際的な部分でももちろん、魂はそのようにして補完し合い、発展できる関係を通して自分を創り続けて成長しているのかもしれません。

秋山先生もそうでしたが、河合隼雄先生も「ひとりとの関係を徹底して大事にするように」と教えていました。

それは、その一人を通して開かれている世界から、セラピストとクライアント双方が学ぶということだと思います。広大な地平を見据えながら、いま目の前にいるひとりと関わり、その人の内なる叡知がその人自身を導いてゆくというやり方で、いつどの瞬間よりも、自分が自分であるという実感、生きていることの動機が自分自身の中に見いだせるようになってゆく。それが理想的です。

以前、ロンドンのスーパーバイザーに「みゆきさんが力を抜いて座ったら、目の前にいる人が自分を思い出せるという、エグジステンシャルな(実存主義的)ヒーリングをしているんですよ」と言われたことがあります。

それは新鮮な驚きではあったのですが、わたし自身は悩みも多いし、感情的だし、落ち込むこともしょっちゅうだから、なかなか受け入れられない考えでした。でも、最近は、もしもそういう部分があるのだとしたら、そのこと(自分が弱いこと)を知っていて、いまは、何も力(あるいは道具)を持とうとしていないからかもしれないと思うようになりました。

いつのまにか、心理学とスピリチュアリティの違和感のない接点を、学問としてではなく、自分を通して、自分のなかに見いだしていたのかもしれません。

そんななかで、改めて心理療法を学んで、もっと確かなワークをしてゆきたいと目指しています。とても楽しいのですが、しっかり復習しないと、記憶がなくなってしまうのが難点です。さすがに、若い頃のようにはいきませんね^^;。

やりたい分野が山のようにあって、これから生涯学習になりそうです。

なんか、とめどなく書いてしまいそうなので、きょうはこのへんで・・・。
またすぐにお会いしましょう☆

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コメント

初めておじゃまします。実は、自分も時々目白の秋山先生のあのオフィスで精神分析のお世話になっているものです。おっしゃる通り、ヒーリングとカウンセリングを統合できたら素晴らしい、というか時代が求めているのですね。自分は河合隼雄先生の本を読むのが楽しみでしたが、もう今生では新刊にもお目にかかれないのが残念です。

投稿: 義林房 | 2010年8月12日 (木) 15時08分

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